スリランカアーユルヴェーダ体験記。田舎町でゆったりじっくり、自分にご褒美
こんにちは、Ramroです。今回はアーユルヴェーダ体験記!スリランカの田舎町にある、「Athreya Ayurveda Ashram」(通称アスレヤ)に滞在したときのことをまとめていきます。
スリランカでのアーユルヴェーダは20万円前後は必要で、決して安くはありません。私もどこでアーユルヴェーダをするか、決断まで悩みに悩み抜きました。失敗しないために慎重になっている人も多いと思います。
アーユルヴェーダ施設で「どんな体験ができるか」「どんな生活か」など、これからスリランカでアーユルヴェーダを考えている人に役立つ情報をまるっと紹介します。気になる費用一覧も大公開していますよ!
前回の体質改善のためにスリランカで本場のアーユルヴェーダしてきた【探す編】をご覧いただいていない方は、こちらもぜひチェックしてください。
※本記事ではアーユルヴェーダ施設「Athreya Ayurveda Ashram」をアスレヤと記載します
※渡航当時(2019年11月)の金額のまま記載しています
Contents
私が選んだアーユルヴェーダのプラン
私はスリランカの田舎にあるアスレヤを選びました。決め手は条件が一番合ったというのが大きいです。
アスレヤのプランは、アーユルヴェーダ+宿泊というベーシックなもの。宿泊する部屋タイプによって料金が異なります。
プランには3食、3つのトリートメント、ヨガクラスが含まれます。私は最も安い「Mud House」で、1泊145USDのプランを選択。
アスレヤでは1泊から滞在が可能です。私は3泊で予約しました。厳格な施設は〇日以上からと制限があることもあるようです。
短めのお休みしか取れない人は、1泊からOKというのはありがたいですよね。
スリランカに行くまで
スリランカまでは、クアラルンプールを経由してエアアジアで飛びました。クアラルンプールまで約7時間半、クアラルンプールからスリランカは約3時間半のフライトです。
クアラルンプールにある、お気に入りのレストランに行きたいという不純な動機がない方(笑)は、直行便がおすすめです。日本からスリランカまで直行便は約9時間半です。
ちなみに、私は帰りのフライトをスリランカ航空にしました。空いていたこともあり、「席を自由に動いてもらって構いません。ぜひ横になってください」と、CAさんが声を掛けてくれました。食事もサービスもよく、さすがワンワールドと感心してしまいました。
料亭で出てくるような食事の「お品書き」を、エコノミークラスで配っていたのは、驚きました。
スリランカに着いてから

スリランカに着いて第一声は、「とにかく暑い!」。私が渡航した11月は、日本では肌寒い日が増える季節です。
一方、スリランカの年間平均気温は30度。空港から一歩出た瞬間、もわっと生暖かい空気に全身が包まれ、じわっと汗が吹き出しました。
ちなみに私の渡航当時、スリランカはノービザでOK。一種の観光キャンペーンだったようです。
空港到着後は荷物のピックアップ、両替、SIMカードの購入をして準備万端。ホテルでピックアップを依頼しておいたので、スムーズに移動できました。
スリランカのバンダラナイケ国際空港は、コロンボではなくネゴンボにあります。ネゴンボとコロンボ間は車で1時間ほどの距離ですが、私の到着は22時と遅め。
一人旅歴は10年を超えていますが、初めての国での夜間移動はやはり不安です。当日は、空港近くのホテルNiwahana Transit City Hotelを予約しました。

すごく素敵なホテルだったのに、今は予約を受け付けていないみたいです。悲しい……ルーフトップで食べた朝食がおいしかったです。
ちなみにスリランカでは、「PickMe」と呼ばれる配車アプリが便利です。トゥクトゥク・タクシーが選べ、料金もお手頃。ホテルのピックアップは高いため、PickMeを使うと費用を抑えられます。
英語ができなくても、指定されたナンバーの車両に乗るだけで大丈夫。すでに行先を指定してあり、かつ費用も固定なので、面倒な交渉はありません。
ただし、現地の電話番号が必要です。空港でSIMをGETする必要があります。SIMは窓口に行って「欲しい!」と言えば、スタッフが全部設定してくれます。英語が苦手でもご安心ください。
アーユルヴェーダ施設へ出発!

アスレヤは、有名なシギリアロック近くにあるHabaranaという地域にあります。現地へは公共交通機関でのアクセスも可能です。私は時間節約のため、1万円ほどでピックアップサービスを依頼し、宿泊したホテルまで迎えに来てもらいました。
アスレヤまでは、約5時間の長旅です。ドライバーが10:00出発より1時間早く到着していて、急かされて出発。
運転手の子は、英語はあんまりだったけど気のいい子でスリランカのいろいろな話を教えてくれました。
スリランカでまず驚いたのは、道路の良さ。ネパールの道路のイメージだったので、日本と変わらない舗装状況にびっくり(悪いところもあるけど)。
そして、道路の脇にはマンゴー木がたくさんあって、「またマンゴーの木だよ!」と、5時間ずっと教えてくれました(笑)。車を超飛ばして、3時前にはホテルに到着しました。
アーユルヴェーダ施設アスレヤとは?

アスレヤは、シギリアロックから40分程度の距離にある田舎町にあります。周りには本当に何にもなくて、THE 田舎という原風景が広がっています。
アスレヤの施設には、スリランカの田舎町をイメージした建物が並んでいます。アーユルヴェーダをしなくても、宿泊だけでもOKだそう。
高級リゾートにはない素朴さが魅力で、土壁にバナナの葉っぱの建物、木できたコテージなど、自然と人の手の温もりが伝わってくる雰囲気がとにかく好きでした。

アスレヤで真っ先に気が付いたのは、いろんな音が聞こえること。鳥のさえずり、風で植物がそよぐ音、人の足音。日本ではかき消されているけれど、自然と暮らすというのは、さまざまな音を楽しむことでもあると気付かされました。
施設内のいたるところには、水を張った鉢にお花が飾られていてまたかわいい。お部屋や施術の部屋にもたくさんのお花が飾られていました。素朴だけど丁寧さが伝わってくる雰囲気に、到着直後から癒されました。
ちなみに、「部屋が空いているからアップグレードしたよ」と、滞在中はデラックスルームを使わせてもらいました!やった!!

アーユルヴェーダ1日のスケジュール

到着するとまずお花のネックレスをいただきました。お手拭きとハーバルワインでリフレッシュして、「いよいよ……」と気持ちが高ぶります。
通常のスケジュールは、
朝食→問診→施術→昼食→自由時間→ヨガ→夕食
といった感じ。ヨガを行うには食後数時間してからというルールがあり、朝行うこともあれば、夜行うこともありました。
空いている時間で、近くの観光に行くこともできました。近場の観光はプランに含まれていたため、追加で料金はかかりませんでした。私が行ったのは、
・リティガラ遺跡
・近くの湖2か所
でした。私はアーユルヴェーダが最優先だったので、シギリアロックは次回の渡航で行けばいいとか今回は断念。

もし行きたい場合は、少し距離があるため、タクシー代がかかるかもしれません。
アスレヤのアーユルヴェーダトリートメント

通常、アーユルヴェーダは午前中から行います。私は到着が昼過ぎでしたが、特別に午後からスタート。
まずはアーユルヴェーダの先生にいろいろなことを質問され、どんな施術か必要か決めていきます。
当時の私、ストレスで過食傾向が強く、とにかく頭痛と不眠に悩まされていました。コーヒーが手放せず、甘いものを欲する日々。身体も重いし、動きたくないし、働きたくないし……といった感じ。
「あなたのドーシャはカパ・ヴァータね」。

ドーシャとは、それぞれが生まれ持っている性質で、アーユルヴェーダでは「ピッタ(火)」「ヴァータ(風)」「カパ(水)」の3つがベースとなり、私のようにいくつかのドーシャを組み合わせたタイプも存在します。
私は、カパが優勢なカパヴァータ。平和主義であるがゆえに、溜め込む性質があるとのこと。思い当たる節があります。
ドーシャのバランスが崩れると身体や心の不調として現れます。アーユルヴェーダでは食事や薬(ケミカルではないもの)を使って、そのバランスを整えていきます。

私がアスレヤで受けたのは、
・フルボディオイルマッサージ
・ハーバルバス
・シロダーラ
・スチームバス
の4つがメイン。体調によって使うオイルや薬草、内容を先生が決めます。どの順番にするのか、どこを重点的に行うのか、トリートメントのスタッフにメモを書いて指示していました。
アスレヤで使っているオイルや薬草は、すべてオーガニックなもので、自分たちで作っているそうです。

まさにいたせりつくせり。あまりに最高すぎて、3日の予定を5日に延長してしまうほどでした。最終日に入ったフラワーバス、本当に素敵だった。
アスレヤの食事

アスレヤの食事は、必ずスープ、メイン、デザート、ハーブティーの順番です。もちろんベジタリアンで、肉・魚はなく、ヨーグルトは時々出ていました。
気になってスタッフに「お肉は食べないの?」と聞いたところ、「パーティーに呼ばれてチキンを食べることはあるけど、ここで生活している限りはベジタリアンだね~」。やっぱり菜食がメインなのですね。
食事でとても印象的だったのは、必ず白湯が用意されていたこと。あんなに暑いのに、白湯が本当においしくて、ポット1杯をいつも飲んで驚かれていました。

何を食べてもおいしかったけれど、衝撃的だったのは、アボカドにハチミツをかけて食べるデザート。濃厚なアボカドとハチミツの甘さと香りがすごく合って、思い出しただけでよだれが……
ほかに、スリランカのジャガイモカレーはオイルを使いません。ベースはココナツミルクで、適度にスパイスが効いた黄色いカレーで、ジャガイモがほくほくで甘く、ジャガイモの日はいつもおかわりしていました。

丘ヒジキのサラダも絶品。インドやネパールのように、スパイスが強かったり、脂っぽいことはないので、日本人にも合う食事です。
アスレヤのアーユルヴェーダ後の身体の変化

スリランカでのアーユルヴェーダを通して感じた体の変化をまとめます。
まず、アーユルヴェーダ中、2日目に強烈な頭痛と眠気が出ました。ドクターいわく、好転反応だろうとのことでしたが、あまりに辛かったので頭痛薬を服用。翌日にはかなり良くなったので、それまでの疲れが出たのだろうと思います。
アーユルヴェーダ中は、基本的に半睡眠状態でした。起きていたいのに、ふわふわしていて、睡魔に常に襲われる感じ。
アーユルヴェーダ中は、何もせず、何も考えず、聞こえてくる音に耳を澄ますだけ。時間に追われずにご飯を食べるとか、予定を気にして移動するだとか、「無」がどれほど私にリラックスをもたらしてくれるかを身をもって学びました。

アーユルヴェーダは、体の緊張を解きほぐすという効果も大きいのです。
また、ヨガもすごくよかった。私は体がすごくかたいと思っていましたが、ヨガの先生に言わせると、「プラクティスしていないから」。
「初めてなのにこのポーズできるの~すごい!」とおだてられながら、少しの練習でいろんなポーズができるようになったし、感情のコントロールとヨガはすごく相性がいいと感じました。
ヨガの先生が教えてくれたお気に入りの言葉を、ぜひみなさんにも共有させてください。
「自分をコントロールすれば怒りやストレスは生まれない。自分自身が、自分にとっていかにいいボスになれるかが重要」。
「あなたがいい人間か、悪い人間か、決めるのはあなた次第。だから私たちはヨガを練習する。それだけ」。
アーユルヴェーダ施設滞在でかかった費用
私がアーユルヴェーダ施設滞在に要した費用は次のとおりです。
(1)アーユルヴェーダ費 ¥79,750 (145USD×5=725USD、1USD110円で計算)
(2)渡航費 ¥89,041 (日本-マレーシア、マレーシア-スリランカ、スリランカ-日本)
(3)ピックアップ費用 ¥7,500(LKR12,500、1LKR0.6円で計算)
(4)滞在費 ¥10,033(ニゴンボ・コロンボでのホテル代3泊分)
(5)食費・雑費 ¥ 30,000(食事代、その他雑費)
【合計】 ¥216,684
ざっとの計算もありますが、お土産や食事代もろもろ全部加えても25万円はいっていません。自分で手配するだけでかなり安く済みました。
私の英語力は英検2級程度なので、同レベルの方であれば、自分の手配で大丈夫です!飛行機のチケットやホテルは、エクスペディアとBooking.comを利用しました。
スリランカでのアーユルヴェーダを振り返って

書こう書こうと思いつつ、もう2年が経ってしまいます。こんなに時間が経ってからでも、思い出すだけで気持ちが温かくなる、素敵で最高な経験でした。
アスレヤでは、最終日にどんな施術をしたのか、どんな状況だったのかをまとめたノートをプレゼントしてくれます。この記事を書くために見直すと、忘れかけていた暮らしで大切にしたいエッセンスが詰まっていました。
こんな世の中になってしまったけれど、機会を作ってまた必ず行く。スリランカでのアーユルヴェーダは、私の人生を彩る忘れられない経験の一つです。