体質改善のために本場スリランカでアーユルヴェーダしてきた。施設はどう探す?
最近毎日、「スリランカにまた行きたい……」と考えてばかりいるRamroです。
スリランカに初めて行ったのは2019年11月。これまで、興味はあるけれど、ネパールと天秤にかけると「またいつかでいっか」と思っていました。
でも、当時は働きすぎで体調が最高に悪く、漠然と「体にいいこと」にチャレンジしたかった私。そこで選んだのが、南アジアで未開の地であるスリランカでのアーユルヴェーダでした。アーユルヴェーダは日本国内でもよく見聞きするようになり、興味がある人も多いでしょう。
でも、どうやってアシュラムを探すのかはわかりにくく、行く前には現地ではどんな生活かをチェックしておきたいですよね。
そこで今回は、体質改善を目指して訪れたアーユルヴェーダアシュラムでの体験をもとに、どうやってアシュラムを探すのかをメインに解説していきます。
※本記事ではアーユルヴェーダ施設「Athreya Ayurveda Ashram」をアスレヤと記載します
※渡航当時(2019年11月)の金額のまま記載しています
スリランカでアーユールヴェーダ?
私がアーユルヴェーダに惹かれたのは、シロダーラがきっかけでした。
ストレスが溜まるとアーユルヴェーダのシロダーラが恋しくなる
シロダーラを知っていますか?額に温めたオイルやミルクをゆっくり流すことで、脳の疲れを取り自律神経を整えるアーユルヴェーダ施術の一つです。
実は私、まだネパールにもスリランカにもはまっていなかったころ、シロダーラを受けたことがありました。
ヨガの世界では、額には第6のチャクラがあるとされます。温かいオイルがゆっくりと額をつたうと、体の力がどんどん抜けて、日常生活では決して経験できないリラックス状態を味わえます。
体は眠っている時のように全身の力が抜け、オイルが流れていくことだけに意識が集中し、一種の瞑想状態に陥ります。「脳がとろける」と表現する人もいます。
心地いいシロダーラに一瞬で心奪われ、以降疲れると「シロダーラしたい」が口癖になっていました。
アーユルヴェーダは医療
ここで少し、アーユルヴェーダとは何かをチェックしておきましょう。
アーユルヴェーダは3000年以上前にインドで誕生し、主にインドやスリランカで発展した伝統医療です。世界で最も古い医療の一つであり、「アーユルヴェーダ」はサンスクリット語で、アーユル(生命)とヴェーダ(科学・真理)を意味しています。
アーユルヴェーダの基本となる考え方に「ドーシャ」があります。私たちは生まれたとき、それぞれが「ピッタ(火)」「ヴァータ(風)」「カパ(水)」の性質を持つとされています。ちなみに、「ピッタヴァータ」「ピッタカパ」のように掛け合わせたたドーシャになることもあります。
アーユルヴェーダの考えに基づくと、全ての人に効果がある健康法や医療は存在しません。つまり、一人ひとり異なる性質を持つからこそ、自分に合った方法や食べ物、考え方を知り、実践する必要があると考えられています。
アーユルヴェーダのお医者さんがいる
インドやスリランカでは、日本の医師資格と同じように、国家試験としてアーユルヴェーダ医師の試験があります。
それぞれのドーシャをチェックしたり、考え方や体の不具合を聞き取ったり、脈を確認して適した薬を処方したりと、予防・治病医学や草薬治療に加え、食べるものや生き方、考え方など、アーユルヴェーダは人間の精神的な部分にまでアプローチしていきます。
日々ストレスと戦い、気づかないうちにこわばった身体と脳には、アーユルヴェーダはぴったりなんです。でも、日本で本格的なアーユルヴェーダの施術を受けるとなると、1回数万円はくだらないです……
ネットの情報を漁って自分のドーシャをチェックしたり、良さげなマッサージ店を探してたりしたものの、どれもピンとこない。どうせなら、マッサージを受けるだけでなく、体質やアーユルヴェーダの考え方も学んでみたくなり、「じゃあ本場へ」と勢いでチケットを購入してしまいました。
スリランカでアーユルヴェーダ施設を選ぶポイント

アーユルヴェーダのためにスリランカに行くと決めたものの、何から始めたらいいのやら……ここでは、アーユルヴェーダ施設を選ぶ際に気を付けたことを3つ紹介します。
値段と施設の種類
まずは言わずもがな、値段です。実は、スリランカは欧米人から高い評価を得ている人気のリゾート地で、有名紙の「今訪れるべき国」に選ばれたこともあるそうです。
観光客相手のアーユルヴェーダリゾートの値段はピンからキリまであって、どうやって選ぶべきか本当に迷いました。
調べていくと、施設にも特徴があって、
・リゾート型・・・観光やラグジュアリーな施設が多い。ルールは緩めで、短期間でもOK
・治療メイン型・・・治療を受けることがメインで、体質ごとに食べられるものが異なる。滞在期間が長めではないと選べない
などの違いがあることが分かりました。
値段は1泊150~200USDが相場で、宿泊代・食事代・施術代が含まれています。いい部屋を選んだり、期間が長くなると値段も高くなるという感じです。
施術の種類
次はどんなトリートメントを受けられるのかがポイントです。多くの施設では、1日2~3時間が施術の平均時間です。
どんなトリートメントを受けるかは、当日のアーユルベーダ医師による診察よって決まります。基本的には乱れているドーシャを整えるトリートメントが、中心です。
ちなみに愛するシロダーラは、体の状態が整っていないと受けられないことがあり、特に厳しめの施設では1週間滞在しないとダメ!というケースも見つけました。それは避けたい……
立地条件
最後に、立地条件。スリランカと言えば、ビーチリゾートが人気です。白い砂浜でゆったりするだけでも、充分リラックスできそう……!
スリランカの国土は、日本の北海道の0.8倍です。縦に長く、北部のジャフナから南部のガルへ移動するには車で9時間かかります。
スリランカの観光名所は転々としているため、シギリヤロックもキャンディーもビーチも主要スポットを網羅したい人は、できるだけ観光地付近の施設を選ぶほうがベター。
日本人は長期で滞在することが難しい人が多いので、滞在中に何をメインにするかという選択も迫られます。
私が選んだのは「Athreya Ayurveda Ashram」

以上を踏まえて、私が選んだのは「Athreya Ayurveda Ashram」です。決め手となったポイントは3つあります。
トリートメントの時間が長い
まずは、ネットの情報で「トリートメントの時間が長い」と記載があったこと。多くの施設が2~3時間なのに対し、アスレヤは施術時間3時間半〜4時間とずば抜けていました。
せっかくお金を払うなら、少しでも多い時間施術が受けたいと思うのは私だけではないはず。他の施設と同じようにアーユルヴェーダの医師が在中していること、リゾート寄りではない点が気に入りました。
料金がお手頃
2つ目は値段。実は私が滞在した2019年11月の値段はトリートメント込み、1泊145USDでした。1泊200USDが相場だと考えると、「安かろうでは……?」と思いますよね。
心配になっていろいろ検索してみると、アスレヤはまだできて数年ですが、口コミサイトでの評価は軒並み★4.5オーバー。また、トリートメントは1日に3種類、費用にはヨガセッションも含まれているとのこと。
難点をいえば、コロンボから遠く、内陸部にあるので行動が制限されてしまうところ。ただ、シギリヤロックから40分ほどの距離で、足を伸ばせば観光もできる立地でした。悪くない。
結局、最後は直感
ポイントと言っていいのでしょうか。笑 でも、最後は直感でした。
主要施設はほとんどチェックして、口コミとブログを読み漁りましたが、結局自分にどれがいいのかわからなくなるばかり。そんな時、Booking.comで見た写真で「ここだ」と確信しました。
できるだけ人が少なく、丁寧にアーユルヴェーダの施術を受ける。日常では味わえないゆったりとした時間と、ありのままの自然に癒される。観光は少なめでよく、部屋もゴージャスである必要はない。
自分がスリランカのアーユルヴェーダで何を求めているかを明白にしておくと、すっと行くべき施設が決まると思います。
いよいよスリランカ渡航!続きは後日!
決して安くないスリランカでアーユルヴェーダ。
失敗しないために、渡航前の下調べはかつてないほど万全。私はアスレヤの公式HPから予約したので、気になることは全部事前に質問(英語です…!)して渡航に備えました。体験記は改めてご報告します!
これからスリランカへアーユルヴェーダにいくみなさんのお役に立てば幸いです。